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イサム少年とチャリ ③ “ヘンテコなハンドル”の巻  その1

イサム少年とチャリ
“ヘンテコなハンドル”の巻 その1


親を拝み倒して手に入れたフラッシャー付き自転車“エレクトロボーイZ”は、当然のように毎日乗りまくった。
嬉しくて嬉しくって街へ海へ山へとあちこちペダルを漕いだ。
 
そして、いよいよ柔道の日。
僕は新しくてピカピカ(電飾もピカピカ)のチャリで先輩達と合流して道場へ向かう。

この頃になると先輩の家の隣に住む1つ年下の後輩も一緒に道場に通っていたので、チャリを導入した僕も含め3人はつるんで走った。
「イェーイ!!」
友達とつるんで走るのは一人で走るよりも、めちゃ楽しかった。

僕等の住む上町(うわまち)の辺りから道場のある下町(したまち)の方に行く道のりは、1箇所ヘアピンカーブになっているような、ちょっとした峠道のような道を通っていくのだが、往路は下り坂になっていて、漕がずしてスピードに乗れるので3人とも我が物顔で走った。

丁度その頃流行っていた仮面ライダーの主人公がバイクに乗るように、やや前傾姿勢になり険しい顔で風を切った。「今のオレって超カッコ良いかも!」なんて思いながら悦に浸っていたものだ。帰り道は上り坂になるのでチャリを押し歩かねばならなかったが…。

 
そんなある日、先輩のアストロGのハンドルの角度がヘンテコになっているのに気付いた。

「なんじゃあれ!」

イサム少年、目がまんまるくなるのであった。

( ゚д゚ )








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プロフィール

瀧田イサム

Author:瀧田イサム
瀧田イサム オフィシャル・ブログへようこそ!

8月8日生まれ、神奈川県横須賀市出身。
中学の頃にベースを始め数々のバンドやセッション活動、アーティスト・サポート等を経て1995年には六三四Musashi、2002年にはアーク・ストームに加入し、テクニカルかつ流麗なプレイで辣腕を振るう。
並行してGRANRODEOやMinamiのサポート・ワークでも精力的に活動している。
2015年12月にはデビュー20周年にして初ソロ・アルバム『Rising Moon』をキングレコードからリリース。
2016にはJeff KollmanのJapan Tourにも参加。
使用楽器はコンバット製TAKITAモデル6弦BASS

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